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首
それは突然、ふと気づいたのであった。軽いシビレなのだが右手の指先がピリピリと痺れているのだ。疲れもたまっていたので、そのうち治るだろうとたかを括っていたが、何日たっても一向に良くならない。しかたなく湿布薬を小さく切って指に巻き付けてみた。しかし、これも効果がなかった。さすがにだんだん不安になってくる。脳みそか?心臓か?血行か?骨か?肩凝りか?・・この手の事は自己診断しても解決にならない。意を決して近所の病院で診てもらう。
医者「レントゲンを撮ってみましょう」
レントゲン・・私は思いだした。私はレントゲンがわかる、いや感じるのだ。特異体質か気のせいかレントゲンは大変不快になるのだ。じわじわというか、もやもやというか・・何とも言えない感覚が私を襲う。歯医者でもそうであった。「うへ〜」と言いたくなるような不快感・・指のレントゲンを撮る・・やっぱり何かが動いてるようだ・・気分が悪い。
結果、指に異常はみつからなかった。
医者は首ではないかとおっしゃる。
こんどは首のレントゲン写真に挑戦。
現像された首のレントゲン写真を見て「おっ!」などと言うのである。
せんせ、結構ビックリすんだけど、と注意したくなりますな。
彼は私に写真を見せながら説明を始めた。通常、首の骨は緩やかなカーブを描いているが、私の場合そのカーブが普通と逆になっていると言うのである。
医者「これは珍しいね」
私を標本にでもしたい雰囲気が醸し出されている。
医者「頚椎のカーブが逆で椎間板に圧力がかかってるようだよ、神経にもくるかもね」
なるほど、理解した。
今までなんの症状もなかったのは肩と首の筋肉で支えていたからなのね。つまり、治療は肩と首を鍛えろって事ね。年をとるとひどいことになる可能性があるようだ。
見た目、私の頚椎が逆カーブなどと解らない。
子供の頃から人より長い首だったのは気になっていたが・・まあ、見えない奇形だわな。そんな事を考えながら、ビタミンE大量摂取で回復したのだった。
下を向く作業がいかんようだ。
ん!?・・仕事できねーぞっ!
変なもの
私が幼少の頃、小学校4年生であったと思うが・・ある日の放課後、学校の校庭で友達とサッカーをして遊んでいた。何度か遊ぶうちキーパー役がまわってきた。のんびりしたサッカーである。敵方へ攻めに行くとしばらくボールは飛んでこない。そんな時、私の視界の隅っこに違和感を感じたのである。なにげなくそちらを見る。そこには『いとも変な物』があるのだ。それは銀色でキラキラしている。鏡に近い反射率のようだ。
形は真ん丸、月の半分くらいの大きさに見える。その時の気分は「なんだあれ?」がぴったりくるだろう。風船じゃない、ヘリコプター、飛行機、凧の類いでもない・・(空飛ぶパチンコ玉?)何か意志を感じさせる動き方なのだ。実にゆっくりと同じ速度と高さで右へ移動している。
あれがUFOか?
私は正体を見極めたくて、とにかくじっと見つめていた。バカだからまばたきもしない、じきに涙がにじんでくるんですな。『それ』は民家の屋根の後ろ側へ行ったきり出てくる事はなかったのだ。
これが最初の『変な物』体験である。
ユリゲラーがTVでUFOを呼ぶ・・というのををやった事がある。視聴者から「UFOが見えた」などという電話が入りだした頃、私もベランダへ出て空を見上げてみたのである。なんとまあ、あたりまえのようにいるんですな『あれ』が。今度のそれは激しい動きで空を舞っていた。ピョンピョン跳ねたりジグザグに動いたり、ふっと消えたり・・いかにもここにいるぞと言っているようである。いそいで妹を呼び、2人で不思議な光を見ていたのである。
訳の解らんことはある。
そんな訳で、私はどんな奇異な話も頭から否定しないように育った。(分析は好き)
人間にはどれ程の事が解るのだろう、どれほどの知識があるのか・・それは正しいのか??
宇宙を含め世の中の何%の事が解るんでっしゃろかいな・・(謙虚な人は好きである)
人間の脳も視覚もあてにならない事は知っております
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